WordPress 6.3 を チェックしています

WordPress6.3をチェック

WordPress6.3 RC1 が 公開されました。 WordPress6.3 は 2023年08月08日に リリースされる予定なので いろいろチェックをしています。

その中の WordPress6.3 で気がついたところを取り上げていきます。
これから追加・変更があるかもですので、説明や画像等がリリース時と違う場合もありますが随時チェックしていく予定です。

※この記事はブロックテーマ「Twenty Twenty-Three」でテストしています。クラシックテーマでは使えない機能もありますのでご了承ください。

リリースまでのスケジュールは WordPress 6.3 Development Cycle に載っています。

WordPress6.3 RC1 https://wordpress.org/news/2023/07/wordpress-6-3-release-candidate-1/

【2023/08/09 リリースされました】
WordPress6.3 https://wordpress.org/news/2023/08/lionel/

 

LCPの向上

WordPress6.3 では サイトが「Core Web Vitals」の LCP(読込み速度スコア)でより良いスコアを獲得できるように改良されています。
以前から、これら改良はされていましたが今回はバグ修正も含めて改良され さらに良い結果が出るよう期待できます。

【参考】Image performance enhancements in WordPress 6.3
https://make.wordpress.org/core/2023/07/13/image-performance-enhancements-in-wordpress-6-3/

【参考】Improvements to the Cache API in WordPress 6.3
https://make.wordpress.org/core/2023/07/17/improvements-to-the-cache-api-in-wordpress-6-3/

【参考】Registering scripts with `async` and `defer` attributes in WordPress 6.3
https://make.wordpress.org/core/2023/07/14/registering-scripts-with-async-and-defer-attributes-in-wordpress-6-3/

【参考】I18N Improvements in 6.3
https://make.wordpress.org/core/2023/07/14/i18n-improvements-in-6-3/

 
WordPress6.3 にバージョンアップする際に、機会があればバージョンアップ前と後でどれだけ変わったかを測ってみてください。

【参考】PageSpeed Insights
https://pagespeed.web.dev/

 
 

ブロックエディタ

Gutenberg

WordPress6.2では「Gutenbergプラグインver15.1」でしたが WordPress6.3では「Gutenbergプラグイン」ver16.1までが組み込まれました。
これらGutenbergプラグインの過去のバージョンの記事を見る事で 何が変更して追加されたか を見る事ができます。

Gutenbergの新機能 ver15.2 Gutenbergの新機能 ver15.3 Gutenbergの新機能 ver15.4 Gutenbergの新機能 ver15.5 Gutenbergの新機能 ver15.6 Gutenbergの新機能 ver15.7 Gutenbergの新機能 ver15.8 Gutenbergの新機能 ver15.9 Gutenbergの新機能 ver16.0 Gutenbergの新機能 ver16.1

 

表示ボタン(15.8)

今まではプレビューしか無かったのですが、公開ページの表示ボタンが追加されました。
WordPress6.3 公開ページの表示ボタン

【参考】Add component #50260
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/50260

 

下書きへ切り替え(15.8)

「下書きへ切り替え」の配置位置が変わりました。
WordPress6.3 下書きへ切り替え

【参考】Improve “switch to draft” placement #50217
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/50217

 
 

ブロックの追加/変更機能

WordPress6.3では新しいブロックや既存ブロックに新しい機能が追加されています。
但し、クラシックテーマでは反映されていない機能(設定にもよりますが)もありますのでご注意ください。

新しいブロック

WordPress6.3 新しいブロックDetails
テキストカテゴリで以下のブロックが追加されました。
【Details】Hide and show additional content.
 ※直訳【詳細】 追加コンテンツの表示と非表示を切り替えます。
 「summary」と非表示のコンテンツを入力し、公開部分では矢印部分(summary)をクリックすると非表示のコンテンツが開くようになります。

 

【Footnotes】Footnotes found in blocks within this document will be displayed here.
 段落、見出し、リストなどのテキスト系ブロックに脚注(Footnotes)が設定できるようになりました。
 ※ブロックのコンテキストメニューから設定します。


テーマエディタのテーマカテゴリで以下のブロックが追加されました。
【Post Modified Date】 Display a post’s last updated date.
 ※直訳【更新日】 投稿の最終更新日を表示する。

 

ブロックパターン

ブロックパターンと再利用可能なブロックの名前が 同期/非同期オプションを備えた「パターン」に変更されました
また、オリジナルのパターン登録も簡単にできるようになりました。

ブロックを選択後ツールバーのドロップダウンメニューで「Create Pattern」を選択します。
WordPress6.3 ブロックパターン

ここで(Keep all pattern instances in sync)ブロックパターン名と同期するかしないかを選択します。
WordPress6.3 ブロックパターン

非同期で登録した場合は「カスタムパターン(My Patterns)」で選択できるようになります。
WordPress6.3 ブロックパターン
※同期パターンは青枠のアイコンをクリックしてください。
※日本語訳では「カスタムパターン」になってますが、元は「My Patterns」です。

【参考】Reusable Blocks Renamed to Patterns with Synced and Non-Synced Options
https://wptavern.com/reusable-blocks-renamed-to-patterns-with-synced-and-non-synced-options

 

投稿アイキャッチ/画像ブロック(15.2)

画像のアスペクト比を設定するオプションが追加されました。これにより、幅や高さのパラメータを明示的に設定することなく、画像のサイズと比率を制御するためのオプションが増えました。
WordPress6.3 画像のアスペクト比

【参考】Add aspect-ratio to post featured image block #47854
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/47854

 

抜粋ブロック(15.2)

抜粋の長さの制御が抜粋ブロックに追加されました。
WordPress6.3 抜粋の長さの制御

【参考】Post excerpt: Add excerpt length control #44964
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/44964

 

ボタンブロック(15.2)

ボタンブロックに 境界線の色、スタイル、幅のサポート追加されました。
WordPress6.3 境界線の色、スタイル、幅のサポート

【参考】Button: Adopt support for border color, style, and width #44574
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/44574

 

他にも カバーブロック、詩ブロック、コードブロック、Details(詳細)ブロック、プルクオートにも境界線の色、スタイル、幅のサポート追加されています。
WordPress6.3 境界線の色、スタイル、幅のサポート

【参考】Verse: Adopt border supports #48021
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/48021

 

ファイルブロック(15.2)

ファイルブロックにカラーサポートが追加されました。
WordPress6.3 カラーサポート

【参考】File block: Add color block support to File block #41870
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/41870

 

カバーブロック(15.4)

Cover ブロックも、レイアウト処理に関して Group ブロックと同じように機能するようになりました。
WordPress6.3 カバーブロック

【参考】Add constrained/flow layout to Cover block. #45326
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/45326

 

Footnotes(脚注) (16.1)

段落、見出し、リストなどのテキスト系ブロックに脚注が設定できるようになりました。
WordPress6.3 Footnotes(脚注)
ブロックのコンテキストメニューから追加できます。

【参考】Footnotes: try with post meta #51201
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/51201

 

コマンドパレット

投稿エディターとサイトエディターに新しいコマンドパレットが追加されました。
「ctrl + k」で コマンド パレットを開くことができます。

【参考】Introducing the WordPress Command Palette API
https://make.wordpress.org/core/2023/07/17/introducing-the-wordpress-command-palette-api/

 
 

サイトエディタ(フルサイト編集 FSE)

サイトエディタの基本的な操作方法はこちらをご覧ください。
「サイトエディタを使用する| WordPress日本語サポート
https://wordpress.com/ja/support/site-editor/

 

新しいサイトエディタ

サイトエディタが また、新しくなりました。この機能に関する作業は進行中であり、新しいGutenbergがリリースされるにつれて改善され続けるようです。

管理画面 外観 → エディタで サイトエディタが開きます。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ

サイドバーとプレビューの間の縦バーを左右にドラックするとプレビューの表示幅を変更できます。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ プレビューの表示幅
※縦バー表示はプレビュー部分にオンマウスしてちょっと待ってください。
 
ナビゲーションがこちらで確認できます。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ ナビゲーション

 
背景色とかを変更する「バリエーション」はこちらでも設定できるようになりました。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ バリエーション
 
固定ページの一覧です。こちらから個別に固定ページを編集できます。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ 固定ページ
 
テンプレートの一覧です。こちらから個別にテンプレートを変更できます。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ テンプレート
 
パターン パターン テンプレートパーツ等の一覧です。こちらから個別にテンプレートパーツを変更できます
WordPress6.3 新しいサイトエディタ パターン
 
もし、テンプレートをリセットする場合は以下のどちらかでおこなってください。
WordPress6.3 新しいサイトエディタ テンプレートをリセット

WordPress6.3 新しいサイトエディタ テンプレートをリセット

 

集中執筆モード

WordPress6.2で 投稿/固定ページで採用された集中執筆モードがサイトエディターでも使えるようになりました。
WordPress6.3 集中執筆モード

【参考】Add distraction free to site editor #51173
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/51173

 

「サイトの編集」リンク

ログインした状態で公開ページの投稿や固定ページを開いた状態で、上のadminバー内「サイトの編集」をクリックすると 現在使っているテンプレート編集ページが開くようになります。
これで目的のテンプレートの名前や場所を探さなくてもよくなります。

【参考】WordPress 6.3 Makes the “Edit Site” Link Open the Current Template
https://wptavern.com/wordpress-6-3-makes-the-edit-site-link-open-the-current-template

 

ブロックテーマプレビュー

クラシックテーマでは「ライブ プレビュー」というのがありましたが
ブロックテーマでも切り替える前にプレビューする事ができるようになりました。
WordPress6.3 ブロックテーマプレビュー

【参考】Add Theme Previews for block themes #50030
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/50030

 
 

WordPress Core

プラグインとテーマの更新のロールバック

手動でプラグインまたはテーマの更新が失敗した場合、ロールバック機能により 今までインストールされたプラグインまたはテーマが自動的に復元され、引き続き利用できるようになります。
更新するプラグイン自体に問題がある場合はロールバックせずにそのまま入ってしまう(サイトがクラッシュします)ので過信しないでくださいね

【参考】New in 6.3: Rollback for failed manual plugin and theme updates
https://make.wordpress.org/core/2023/07/11/new-in-6-3-rollback-for-failed-manual-plugin-and-theme-updates/

 
 

開発者向け

WordPress6.3 ではいろいろな機能やアクションフィルターが追加されています。
そのなかで ぉ! と思ったのを紹介します。

クラシックテーマ

クラシックテーマ用では add_theme_supportの項目が追加されました。

リンクカラーツールを追加する

add_theme_support( 'link-color' );

【参考】Allow non-block themes to add theme support for link color settings
https://core.trac.wordpress.org/ticket/58597

 

境界線ツールを追加する

add_theme_support( 'border' );

【参考】Allow non-block themes to add theme support for border settings
https://core.trac.wordpress.org/ticket/58598

 

投稿エディターのiframe化

WordPress6.3から、Coreの登録されているすべてのブロックが「”apiVersion”: 3」になり、全てのブロックのバージョンが3以降になっている場合、投稿エディターは iframe になります。
WordPress6.3 投稿エディターのiframe化
テーマや外部プラグイン等でAPIバージョンが3でないブロックが1つでもある場合は iframe にはなりません。

【参考】Blocks in an iframed (template) editor
https://make.wordpress.org/core/2021/06/29/blocks-in-an-iframed-template-editor/

【参考】Post editor: iframe if all blocks are v3 #48286
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/48286

 

開発モード

WordPress6.3 では「開発モード」という概念が追加されました。
主には theme.json等のキャッシュを無効にする事で、これらを変更していも いちいちキャッシュクリアしなくてよくなります。

開発モードを有効にするには wp-config.php には以下の定義を追加してください。

/*
 * Add define( 'WP_DEVELOPMENT_MODE', 'core' ) or define( 'WP_DEVELOPMENT_MODE', 'plugin' ) or
 * define( 'WP_DEVELOPMENT_MODE', 'theme' ) or define( 'WP_DEVELOPMENT_MODE', 'all' ) to wp-config.php
 * to signify development mode for WordPress core, a plugin, a theme, or all three types respectively.
 */
define( 'WP_DEVELOPMENT_MODE', 'theme' );

開発モードでは「core」「plugin」「theme」「all」のタイプがあります。

【参考】Configuring development mode in 6.3
https://make.wordpress.org/core/2023/07/14/configuring-development-mode-in-6-3/

【参考】Add support for “development mode”
https://core.trac.wordpress.org/ticket/57487

 

bulk_edit_posts

投稿等の一括編集時の関数 bulk_edit_posts() に「bulk_edit_posts」フィルターが追加されました。

【参考】bulk_edit_posts() | Function | WordPress Developer Resources
https://developer.wordpress.org/reference/functions/bulk_edit_posts/

 

plugins_list

プラグインリストを表示するclassに「plugins_list」フィルターが追加されました。
【参考】Add filter to allow filtering of the must-use plugins list in the admin
https://core.trac.wordpress.org/ticket/57278

 

「async」と「defer」を使用したスクリプトの登録

wp_register_script() と wp_enqueue_script() の in_footerパラメータ が変更され in_footerに加えて strategyパラメータ(遅延async か 非同期defer)が使えるように追加されました。

【参考】Registering scripts with `async` and `defer` attributes in WordPress 6.3
https://make.wordpress.org/core/2023/07/14/registering-scripts-with-async-and-defer-attributes-in-wordpress-6-3/

 

他には、こちらに @AkiHamano さんが わかりやすくまとめていますので参考にしてください。

【参考】WordPress6.3で追加された関数・クラス・アクション/フィルタ―フックまとめ
https://qiita.com/AkiHamano/items/006c60ebc2ab33bbf03c

 

非推奨になった関数

■wlwmanifest_link()
Windows Live Writerへのリンクを出力するタグ

■wp_queue_comments_for_comment_meta_lazyload()
メタデータの遅延読み込み用のコメントをキューに入れます
wp_lazyload_comment_meta()へ

■wp_get_loading_attr_default()
loading要素の属性に使用するデフォルト値
wp_get_loading_optimization_attributes()へ

■wp_img_tag_add_loading_attr()
loadingHTMLタグに属性を追加
wp_img_tag_add_loading_optimization_attrsへ

 

PHPMailerを6.8に更新

メールを送信するモジュール「PHPMailer」が v6.8へバージョンアップされました。
特に気にする必要はありませんが、問い合わせ等のメールテストはしといた方がいいです。

【参考】Update PHPMailer to 6.8.0
https://core.trac.wordpress.org/ticket/57874

 

jQuery

jQueryライブラリをバージョン 3.6.4 から 3.7.0 に更新しました。

【参考】Update jQuery v3.6.4 to v3.7.0
https://core.trac.wordpress.org/ticket/58083

 

jQuery Migrate をバージョン 3.4.0 から 3.4.1 に更新しまdした。

【参考】Update jquery-migrate to version 3.4.1
https://core.trac.wordpress.org/ticket/58451

 

PHP5 のサポートを終了

WordPress6.3から PHP の新しい最小サポートバージョンは 7.0.0 になります

【参考】Dropping support for PHP 5
https://make.wordpress.org/core/2023/07/05/dropping-support-for-php-5/

 
 

もっと他にも細かく知りたい場合はこちらのサイトでまとめられていますので御一読してみてください。
【参考】WordPress 6.3 Field Guide
https://make.wordpress.org/core/2023/07/18/wordpress-6-3-field-guide/

 
 

おまけ

今回のおまけは近い将来の記事を紹介いたします。

Gutenberg Phase3

Gutenbergの開発がフェーズ3入るようです。管理者の設計がメインになりそうです。
詳しくはまだわかりませんが大きく変わるのは間違いないようです。

【参考】Admin Design
https://make.wordpress.org/core/2023/07/12/admin-design/

【参考】WordPressの管理画面リニューアル計画が始動へ Capital P
https://capitalp.jp/2023/07/14/admin-design-renewal/

【参考】WordPress Plans Ambitious Admin UI Revamp with Design System, Galvanizing Broad Support from the Developer Community

WordPress Plans Ambitious Admin UI Revamp with Design System, Galvanizing Broad Support from the Developer Community

 

古いデフォルトテーマの廃止

古いデフォルトテーマを廃止しようと提案されています。
思えば 2010年に WordPress3.0 で TwentyTen がリリースされてから ずっとサポートされています。
不動産プラグインもTwentyTenからサポートしていますので どうなるのか注目しています。

【参考】Proposal: Retiring Older Default Themes
https://make.wordpress.org/core/2023/05/16/proposal-retiring-older-default-themes/

 

Fonts API

Font関連はテーマ側で設置するようになってきてましたが、Fonts API開発では大きな変更があったようです。
まだ、実装されていませんがこれを見る限りだいぶんいい感じになってるようです。

【参考】Fonts API: Ongoing Roadmap (formerly the Webfonts API) #41479
https://github.com/WordPress/gutenberg/issues/41479#issuecomment-1597915077

こちらの動画を見ると、こんな感じでインストールや設定ができるんだとわかります。(期待!)
【参考】Font Library #50927
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/50927

 

グリッドレイアウト

グループブロックにグリッドレイアウトが追加されるように開発が進んでいます。
現時点ではまだ実験段階ですがこれは期待大ですね。

【参考】Try adding a grid layout type #49018
https://github.com/WordPress/gutenberg/pull/49018

 
 

WP Multibyte Patch

毎回 言いますが WordPress5.0から 必須のプラグインで 日本語版パッケージに 付属してた「WP Multibyte Patchプラグイン」は含まれなくなっています。
だいたい いけるようにはなってますが 日本語で使う場合は やっばり必ず 最新版をインストール → 有効化 してくださいね。
 
【参考】WordPress 5.0 利用開始前に知っておくべきこと
https://ja.wordpress.org/2018/11/04/things-to-know-before-using-wordpress-5-0/
 
WP Multibyte Patch プラグイン
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-multibyte-patch/
 
WP Multibyte Patch – EastCoder;
https://eastcoder.com/code/wp-multibyte-patch/

本家版、日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグインです。英語圏で作られた WordPress を日本語環境で正しく動作させるために必要となる機能を網羅していますので、なんらかの対策を行っていない場合は導入をおすすめします。

 
 

バックアップとってね

メジャーアップデートでは必ずバックアップをとるようにしましょう。ファイルとデータベースのバックアップは必ずとるようにしてください。
 
【参考】WordPress のバックアップ – WordPress サポート
https://ja.wordpress.org/support/article/wordpress-backups/

できれば 本番のバックアップから テスト環境 を作って動作テストをする事をお勧めします。

 
 

ダウングレード

新しいメジャーバージョンのWordPressがリリースされて すぐにバージョンアップしても、今使ってるテーマやプラグインが対応していなくて なんかおかしい場合がよくあります。

こんな時は、対応してくれるまで ひとまず変更前のバージョンのWordPressに戻す という方法もあります。
※今使ってるWordPressのバージョンくらいは覚えといてくださいね。
 
【参考】WP Downgrade | Specific Core Version
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-downgrade/