2023年3月から、Twitterは新しい TwitterAPI のプランに順次変更すると発表されました。
新しい TwitterAPI は、無料/有料のプランが設定され、基本V2.0アクセスになりました。
今まで利用していた場合の 旧API は「STANDALONE APPS(v1.1アクセス)」として残っていますが、いずれ無くなるようです。
現時点で使える(残っている)場合はそのまま使えてるようですが、サスペンドされた場合はそのAPPを削除して、新しいAPIを取得すると使える(v2.0アクセスで)ようになります。
ここでは「不動産TweetOldPostプラグイン」で使うAPIキーを「Twitter Developer Platform」サイトから「無料プラン」でアプリを作成してAPIキーと認証情報を取得する方法を紹介いたします。
※不動産TweetOldPostプラグインは 不動産プラグイン(無料版/Pro版)用に作りましたが不動産プラグインが無くても投稿/固定ページと画像同時ツイート用として使えます。
※最新の情報は必ずTwitter公式サイトおよびTwitter公式アカウントの情報を確認してください。
プラン
TwitterAPIを利用するには以下の4つのプランがあります。
「Free(無料)」「Basic(有料)」「Pro(有料)」「Enterprise(有料)」
「Free(無料)」ではアプリは1つだけ利用できて、アプリからは1,500/月までツイートできます。
TwitterAPI取得
TwitterAPI を使用するためには、利用するTwitterアカウントで 開発者アカウントを作成する必要があります。
※有効な電話番号が必要です。
おおまかな手順は以下の通りになります。
①「Twitter Developer Platform」サイトで TwitterAPI用のアプリを作成します。
②作成したアプリの User authentication set up(ユーザー認証設定) を編集します。
③APIキーと認証情報を取得します。
①TwitterAPI用のアプリを作成
APIを作りたいTwitterアカウントでログインした状態で「Twitter Developer Platform」ページを開きます。
右上の「Developer Portal」をクリックします。
今回は、無料プランでAPIを作りますので下の「Sign up for Free Account」をクリックします。
「Developer agreement & Policy」ページではTwitter APIの利用目的を記入し、利用規約に同意して「Submit」をクリックしてください。
※以前は審査があり、審査に通らないとアプリを作れませんでしたが、現時点ではアプリをすぐ作れます。
■Describe all of your use cases of Twitter’s data and API:
※Twitter のデータと API のすべての使用例について説明してください。
250文字以上の英文で入力する必要があります。
以下の文章を参考にして実際に使う用途や頻度を変更してから、英訳して貼り付けてください。
私の運営するホームページを宣伝するために、Twitter APIのツイート機能を利用します。
具体的には、私のホームページの記事URLをランダムに12時間ごとにツイートするTwitter BOTを利用します。
利用するbotはツイートの機能を含み、12時間ごとに、私のホームページの全ての記事の中からランダムに1つ選び、ツイートする処理を行います。
これにより、私のホームページの認知を高めることを目標としています。
また、他の機能の
ツイート、Twitterアカウント、またはそのコンテンツを分析しません。
リツイート、いいねの機能は使用しません。
TwitterコンテンツをTwitter以外で表示しません。
■You understand that you may not resell anything you receive via the Twitter APIs
※Twitter API 経由で受け取ったものを再販してはいけないことを理解するものとします
チェックしてください。
■You understand your Developer account may be terminated if you violate the Developer Agreement or any of the Incorporated Developer Terms
※開発者契約または組み込まれた開発者規約のいずれかに違反した場合、開発者アカウントが終了される可能性があることを理解するものとします。
チェックしてください。
■You accept the Terms & Conditions
※利用規約に同意します
チェックしてください。
②ユーザー認証設定を編集
1つだけアプリが自動で作成されています。(アプリ名は後で変える事ができます)
このままでは、まだ使えないので歯車アイコン(App settings)をクリックしてください。
「User authentication settings(ユーザー認証設定)」で設定をしますので「Set up」をクリックしてください。
※「Edit」ボタンでアプリ名ほ変更する事ができます。
「User authentication settings(ユーザー認証設定)」では各項目を設定をしてください。
App permissions(アプリの許可)
「Read and write」を選択してください。
Type of App(アプリの種類)
「Web App, Automated App or Bot」
App info(アプリ情報)
不動産TweetOldPostプラグインでは使いませんが必須なので利用するサイトのURLを入れてください。
「Callback URI / Redirect URL」「Website URL」
最後に「Save」ボタンを押してください。
「Yes」を押してください。
OAuth 2.0 Client ID and Client Secret が決定されます。
このキーは使いませんので そのまま「Done」を押してください。
もう一回聞いてくるので「Yes」ボタンを押してください。
③APIキーと認証情報を取得
「User authentication set up(ユーザー認証設定)」に緑マークがついているのを確認してください。
次にAPIキーと認証情報を取得しますので「Keys and tokens」をクリックしてください。
必要なのはAPIキーの「API Key」と「API Key Secret」、認証情報の「Access Token」「Access Token Secret」の4つのキーです。
メモ帳等のテキストエディタを用意してください。
それぞれ「Regenerate」ボタンをクリックしてAPIキーを取得してください。
※「Access Token and Secret」の所が「Read and Write permissions」になっているのを確認してください。
※APIキーは忘れると「Regenerate」で再生成(再発行)するしか知るすべがありませんので注意してください。
「Regenerate(再生成)」なのでいいですか?と聞いてきます。
「API Key」と「API Key Secret」をメモ帳等のテキストエディタへコピペしてください。
「Access Token」と「Access Token Secret」をメモ帳等のテキストエディタへコピペしてください。
これでAPIキーと認証情報を取得できました。
「不動産TweetOldPostプラグイン」の管理画面で設定してください。
※今回取得したAPIキーと認証情報はv2.0アクセス用になります。
※「不動産TweetOldPostプラグイン」ではv2.0アクセスに対応したv6.2.0~を利用してください。
※「不動産TweetOldPostプラグイン」v6.2.0~はPHP8.0~の環境で利用してください。
旧アプリ(v1.1)
過去にTwitterアプリを作ってた場合は以前のアプリが「Standalone Apps(v1.1)」として残っている場合があります。
これはv1.1アクセスとしてそのまま使えるかもしれません。
しかしある日突然サスペンドされるかも知れませんのでサスペンドされた場合はこのアプリを削除して新しくv2.0アクセス用として作成してください。
※無料プランではアプリは1つしか持てません。
※このあたりは自己責任でおこってください。
Twitterログインや何かで許可したアプリ等、いくつか残っている場合は、動かなくなってもいいか・削除してもいいのか を確認してください。
特に、Twitterログインの場合は他の手段でもログインできるようにしてください。
アプリは1つしか持てませんので注意してください。
※このあたりは自己責任でおこってください。